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砥石山公園

  • 座 標:中心座標を読み込み中…
  • 所在地:愛媛県伊予郡砥部町・標高約258m
  • 利用料:無料
  • 問合せ:Googleで探す
  • 地 面:草地のフリーサイト(山間・山頂近く)
  • 駐車場からサイトまで:徒歩(約)10秒
  • 炊事場:あり(屋根なし)
  • かまど:あり(屋根なし)
  • トイレ:簡易水洗トイレ
  • 見晴らしの良いグランド兼広場がサイト
  • 広場の目の前に見える砥石山の岩肌が大迫力
  • 桜の咲く時期はお花見キャンプも可能
  • 雨の日でも過ごせる広い四阿あり

※2019年 3月の情報

衛星写真を読み込み中…

上の青いボタンを押すと、現在地からこのページに掲載している野営地までの道順案内が表示されます。

OSがアンドロイド(Android OS)の方はgoogle mapが自動で立ち上がるか、ブラウザで表示されます。 右の「iphoneで表示」ボタンを押してもリダイレクトされるので同様に表示されます。

OSがアイ オーエス(iOS)の方はマップ(Apple)が立ち上がります。 iphoneユーザーの方でgoogle mapアプリを使いたい方は、左の「androidで表示」ボタンを押して下さい。

【野営場所について】

ページの情報はリサーチ時に感じた個人的な主観で紹介しています。

すでに当時の情報が変わっていたり、間違っている事もございますが何卒ご了承ください。

野営可能な公園や広場も紹介していますが、ゴミ問題等でキャンプが禁止になっていたり、有料化された場所もあります。

また、水が出ない、トイレが使えない、電気が点かない、そもそも施設自体が無くなっている場合もあります。

休日などは団体さんやイベントと鉢合わせすることもありますので、キャンプ利用をする前にネット等で下調べしておく事をおススメします。

利用申請が必要な場所では受付をしないと炊事棟やトイレの水が出ない場合もありますのでご注意下さい。

砥石山公園

【テントサイト全景】

公園は砥部町市街地の郊外南西部に位置する砥石山の山頂付近にあります。 市街地から県道53号線で向かう場合、分岐点の川沿いに小さな案内看板があります。 まず目につくのは砥石山の岩肌が露出した迫力のある光景。ここは昔、刃物を研ぐ砥石の原料を掘り出していた鉱山跡です。 その跡地を「外山運動公園」としてグランドなどを整備したようです。 広場の周囲には多くの桜の木が植えられていて春にはお花見に訪れる人も多いようです。

テントサイトはグランドの敷地がフリーサイトとして使えます。 駐車スペースとグランドとは車止めのチェーンで分けられていますが車の近くにテント設営をすればオートキャンプ状態で楽しむことも可能。 若干、斜面になった場所もありますがほとんどが平坦地なのでテント設営に関しても問題なし。

砥石山公園のサイト全景

【炊事場】

炊事場はグランドに入ってすぐ右側にあります。

屋根は無く露天の設備で、コンクリート製の浅いシンクに中央部分から水道の配管が3か所から飛び出ています。 配管には二つの蛇口が付いているので、合計6か所の蛇口があります。 冬季には元栓が閉められているので水は使用ができないようです。蛇口には何の表示もなかったので飲用は可能と思われます。

他にも立水栓が2か所。トイレの横にはリースホース付きの水場もあります。

テーブル等はありませんのでシンクのコーナー部分にマナ板を乗せて利用するしかないですね。

砥石山公園の炊事場

【かまど】

カマドは炊事場の近くにあります。

カマドというよりカマド跡と言った方が最適かも知れません。

コンクリートブロックなのかU字溝なのか分かりませんが原型をとどめていないコンクリート片で区画された場所に消し炭が残っています。

ほぼ直火のような状態です。

砥石山公園のカマド

【お手洗い】

トイレは公園に入ってすぐ左手にあります。

外観は新しく、まだ建てられて間もないような印象です。

内装も綺麗で、壁は全体的に白いペンキ仕上げのコンクリート壁で明るく、腰壁には白い大判タイル、床にはマス目の小さなグレー色のタイルが貼られています。

洋式便座が設置されており、一見すると水洗式トイレのように見えますが簡易水洗式のトイレです。

照明スイッチで天井照明が明るく点灯するので夜でも安心。予備のトイレットペーパーも完備されています。

男女兼用のトイレですが、とてもきれいでした。

砥石山公園のトイレ

【あずまや】

あずまやはトイレの奥にあります。

スレート屋根のかなり大きな建物です。

これだけ広ければ、雨の日でもここで快適に過ごせますね。壁も高いので強風が吹いても防げそうです。

中には事務用デスクが一つ置かれているだけなので、荒天時はここにテントごと避難することもできそうです。

砥石山公園のあずまや

【あずまやの中】

あずまや内部の奥には一段高くなった場所にお座敷スペースがあります。

ただ、残念なことにスレート屋根の明かり取りの為に設置されている透明のポリカーボネイト製の波板が劣化して割れており、そこから雨漏れがしているようです。 その雨漏れの影響でお座敷の床のコンパネが濡れて腐ってしまい穴が開いています。

お座敷の上は全体的にきれいではないし、他にも穴が開きそうな箇所もあるので、ここで過ごすのは少々危ないような気がします。

砥石山公園の中

【洞窟】

公園の入口から外へ出て坂道を少し下ったところに洞窟があります。

ここは砥部町指定文化財になっている砥石の採掘跡です。

この場所から採掘された砥石は「伊予砥」と呼ばれた良質の天然砥石で東大寺の「正倉院文書」にも記載されているそうです。 武士の時代には刀を研ぐのに、かなりの需要があった事だと思います。

ここには立ち入り禁止の看板がなかったので中を少し覗いてみましたが、今にも崩れ落ちそうで少し怖い。中は真っ暗なのでライトは必須です。

砥石山公園の洞窟

【砥石山】

公園の広場から見上げると砥石山の採掘跡の洞窟が見えます。

この山は標高約260mにあり、柱状節理と呼ばれる五角形ないし六角形の柱状の岩肌がはっきりと見えています。 ちょっとした隠れパワースポット的な光景にも感じます。

現在は立入禁止の看板が立っているので洞窟の中を確認することはできません。おそらく洞窟の中は落石の危険があるのでしょう。

全国的にも有名な砥部焼はこの山や周辺の山から取れた砥石を原料として使って作られた陶磁器で国指定伝統工芸品にも指定されています。

砥石山公園から見る砥石山

【駐車場】

駐車スペースと広場とは写真のように車止めのチェーンで分けられています。 なので、車をチェーンのそばギリギリまで寄せれば、すぐ隣にテントを設営することができます。 静かに過ごしたいのであれば広場の一番奥まで行っても60メートルほどの距離なので、それほど遠くはありません。

あと、550円以下で利用できるお風呂の紹介として、ここから13kmほど離れた場所にある 古川温泉 湯楽、 もしくは6kmほど離れた場所にある とべ温泉 湯砥里館 で日帰り入浴ができます。

砥石山公園の駐車場

【2019年 3月の情報】

県道53号線の分岐から500メートルほど進むと道が急に狭くなります。登りも急なので車両の走行には注意が必要です。

平日の訪問でしたのでキャンプ利用者はおらず、営業マンらしき方が会社の車でお昼休みの休憩をしていました。

水道や電気も使えるので良い環境です。平日ならば貸し切りキャンプになる確率も高そうです。

砥石山公園と呼ばれていますが、正式には「外山運動公園」というようですね。

2019年 3月の砥石山公園

野営地の地図

(野営地の中心地点を表示)

目的地点を読み込み中…

マップの中心に表示された赤いピンはテントサイトの場所を示しています。

野営地の詳細については、施設の使用に関しての問い合わせ、野営地の様子、洗い場、火気の使用場所、トイレ、駐車場からサイトまでの状態などに関して掲載しています。

施設の使用方法が変更になっていたり、掲載している情報が間違っている場合もありますが何卒ご了承願います。

あと、今後もリーズナブルなキャンプ生活を楽しむためには、自分が出したゴミ(炭や残飯も)の回収はもちろんのこと、テント周辺の清掃や原状復帰を心掛けることも大事です。

砥石山公園
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たびんちゅや(旅人屋)
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