※初回2011年11月に訪問
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このページの情報はリサーチ時のものになります。
個人的な主観で紹介しているので、当時の情報が変わっていたり、間違っている事もございますが何卒ご了承ください。
以前は無料で利用できたキャンプ場が自治体の方針で有料化されてしまったり、宿泊キャンプが禁止になっていたり。 そして、炊事場やトイレなどが破損している事も。または電灯・水が使用不可だったり、施設自体が無くなっている場合もあります。
休日などは団体さんのキャンプと鉢合わせすることもありますので、キャンプ場を利用する前に管理する自治体等に詳細を尋ねてみる事をおすすめします。 車中泊で炊事棟を利用する場合も利用申請をしないと水が出ない場合もありますのでご注意下さい。
スマホをお使いの方ならキャンプ場の予約や問い合わせはLINE Out Freeの無料電話を使うと経済的です。
キャンプ場は北九州市門司区の市街地北側に位置する矢筈山の山頂にあります。 国道3号線から向かう場合、「小森江口交差点」から東へ曲がります。 案内看板に従って坂道を登って行くと、次第に急斜面の狭い道になってきます。 キャンプ場のゲートからはダートになり、軽自動車でも切り返しが必要なほどの急カーブもある。 矢筈山は地元の方々の手軽な登山コースにもなっているので走行時は要注意。 そして、昼夜を問わず訪れる人は多い。
テントサイトは数箇所ありますが、展望の良い場所は展望台の横のサイトとスナイダー広場。 山頂全体に戦争時の堡塁跡が当時のまま残っており、その空き地がサイトスペースになっている。 両側に海が見える風通しの良い林間サイトなので涼しい。 利用時は一週間前までに予約が必要ですが、既に他の利用者がおり、まだ空きがある場合は受け付けてくれることもある。 なお、飲酒を目的とした行事は不可とのこと。
炊事棟は管理棟の隣とトンネルを抜けた東側の「野外教室」手前にある。
管理棟の隣にある炊事棟は夜間も照明が明るく点灯しており、とても使いやすい。
シンクはステンレス製で清潔感がある。
蛇口は片側に4~5か所、両側から使えます。シンクは二か所にあるので20か所ほどの蛇口がある。 ただ、蛇口が少々高い位置にあるので水跳ねします。
炊事場の片隅に製氷機が置かれており、氷が利用できる事から蛇口の水は上水道だと思われます。冷たい飲み物を手軽に作って飲めるのでありがたい。
他にも珍しい手押しポンプがあり、レバーを押して井戸水をくみ出すこともできます。 子供には楽しいでしょう。
カマドは炊事場に併設されています。
野外教室の炊事場には熱効率の良い昔風のカマドがあり、少しの薪でも楽に調理が可能。
管理棟横の炊事場はいつでも利用が可能で、耐火レンガで組まれた三連カマドが設置されている。
グリル付きの大きなカマドなので強火での調理もできます。 ただ、グリルの高さが調節できないので炭火で利用する場合は底上げの工夫をしなければならないでしょう。
他に露天のカマドもあります。このキャンプ場では決められた場所以外で火を燃やすことは禁止されています。 バケツに水を汲んで用意し防火対策をしなければなりません。
なお、花火、プロパンガス、ガソリン等の防災上危険なものを持ち込むことは禁止されています。 薪は有料で販売されている。
トイレはキャンプ場の入り口にあります。
キャンプ利用者だけでなく、登山者も利用する公衆トイレです。
外観は横板張りの少々苔むしたトイレですが、内装の壁にはベージュ色の大判タイル、床にはブラウン色の大判タイルが張られていて、清潔的な雰囲気。
綺麗に管理された水洗式のトイレで、一か所は据え置き式の洋式便座も設置されている。
そして、照明はセンサー式スイッチで自動で点灯します。
少々不気味な戦争跡の施設ですが、街灯があるので夜間でも安心して使えます。
管理棟はトイレから40mほど奥へ進んだ場所にあります。
キャンプ場を利用する際は利用日の一週間前までに、管理棟もしくは子ども家庭局子ども家庭部青少年課へ電話予約を入れます。 管理棟への予約は8:30~12:00まで(火曜日以外)。
また一週間以内でも、キャンプ場を利用したい日に他の利用者がいて、テントサイトの空きスペースがあれば利用は可能。
そして、現地へ行ってから利用申請書に記入をします。なので、管理人さんが滞在している15:00までにチェックインをする必要があります。 チェックアウトは基本的には10:00まで。
管理棟ではテント、毛布、炊事用具などの無料レンタルも行っています。
戦時中に作られた要塞の跡地が、そのままキャンプ場になっています。なので子供の探検場所には、もってこい♪
スナイダー広場はキャンプ場の東側にあります。
ここも展望が良く、新門司マリーナや北九州空港など、周防灘方面の景色が見渡せます。夜景も綺麗。
日当たりの良い場所は草地になっているので、サイトスペースとしても快適です。
この広場はとても広い。大きな広葉樹の森になっているので木陰が多くて涼しい。
そして、大きな木に手作りブランコがぶら下げてあるので、大人が乗っても楽しい。 他にも鉄棒タイプのブランコもある。
テーブルやベンチがたくさんあり、のんびりと過ごすには最適の場所です。
わずかですが、森の中には栗の木もある。
てっぺん広場は、キャンプ場で一番高い場所にあります。
ここは矢筈山の頂上で標高は266mです。
焚火サークルがありますが、あまり使われていないような印象です。
ここもテントサイトとして利用できますが、駐車場からは高低差があるので荷物が多いと苦労します。 でも、静かな場所なので過ごしやすい。
戦時中、矢筈山は軍事施設として作られました。
壕やトンネル、砲台跡などの堡塁跡が当時のまま残っていて、少し不気味な雰囲気さえ漂っている。
ここから関門海峡の監視をしていたのでしょうね。
管理棟の奥にある展望台からは門司区の市街地が見渡せます。
間近に大きな街並みが見えるので夜景も迫力がある。関門海峡を挟んで本州山口県の下関市街地も見える。夕日も綺麗。
展望台は藤棚タイプになっており、多くのテーブルとベンチが設置されています。
そして、展望台のすぐ横には平坦地があり、3人用くらいのテントなら張ることができるスペースがある。
ここにテントを設営すればテントの中からも夜景を楽しむことができます。
ただ、展望台のすぐ隣にあるので昼間は勿論のこと、夜間や明け方でも登山者は訪れ、物音や話し声が聞こえてきます。
この場所は人気のサイトスペースなので、早くチェックインしないと確保はできないでしょう。
駐車場はトイレの隣にあります。
キャンプ場は一グループで車一台のみがキャンプ場まで登って行くことが可能です。
駐車場から展望台横のサイトまでは80メートルほどの距離ですが、荷物の搬入時には管理棟横にある炊事棟まで車を乗り入れることが可能。 その場合は20メートルほどの距離。
なお、登山口のゲートからキャンプ場までの道はダートで険しいので緊急の場合を除き、夜間の走行は原則禁止されています。 お風呂や買い出しは事前に済ませた方が良い。
あと、550円以下で利用できるお風呂の紹介として、ここから4kmほど離れた場所にある銭湯 やなぎ湯、 もしくは6kmほど離れた場所にある銭湯 ふじの湯 で日帰り入浴ができます。
週末で利用者が多く、展望の良いサイトスペースにはすでに先客がいたので、山の頂上にある「てっぺん広場」にテント設営をしました。
景色の良い場所はキャンプ利用者や登山者で賑わっていますが、焚火サークルのある「てっぺん広場」には訪れる人は少ない。
ここは周囲を木に囲まれているので展望はありませんが、日当たりの良い芝地の広場なので気持ちが良く、静かに過ごすことができる。
翌日はキャンプ場から40分ほど登山道を歩いた場所にある展望スポットの風師山・風頭へ行ってきました。
岩の上から見える巨大な市街地の絶景に感動します。
登山道には、所々に陸軍の石碑が立っていたりもします。「陸軍省」って書かれた石碑もありました。
週末の利用でしたがキャンプ利用が少なく、展望台横の見晴らしの良いサイトを確保できました。
今回は早めに現地入りしたので、テントサイトは選び放題です。
コロナの影響で、管理棟ではマスクの着用と検温、手洗い消毒が必要になっています。
そして、キャンプ場内では禁煙、コロナ防止の為、飲酒は禁止との事でした。
展望台には夕日や夜景を見る為に登ってくる方々やキャンプ利用者が集まるので楽しく情報交換をすることもできます。
今回、テントを張った場所は展望が良く、テントの中からも夜景を見ることができました。
時折、電車や救急車の音が聞こえてきて情緒もある。
野営地の地図
目的地点を読み込み中…
マップの中心に表示された赤いピンはテントサイトの場所を示しています。
野営地の詳細については、施設の使用に関しての問い合わせ、野営地の様子、洗い場、火気の使用場所、トイレ、駐車場からサイトまでの状態などに関して掲載しています。
施設の使用方法が変更になっていたり、掲載している情報が間違っている場合もありますが何卒ご了承願います。
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