自宅の駐車場でキャンプ
アスファルト舗装されている駐車場は水はけが良く、平坦地な事が多い。
テントを張るには好都合な条件です。
若干、道路から傾斜がある場合が多いのですが、広ければ問題なく「駐車場キャンプ」が楽しめるでしょう。
ただ、地面がアスファルトなのでテントやタープを張る際には地面にペグを打ち込むことができません。

そこで、アスファルト舗装された地面にテントを張る場合は、張り綱を固定するためにマルチウェイト(万能ウェイト)が必要になります。
なので、12センチのコンクリートブロックと鉄筋を使ってマルチウェイトを自作しました。
練ったコンクリートをコンクリートブロックの穴に流し込んで、U字に曲げた鉄筋を差し込むだけ。

今回は12センチのブロックを使いましたが、大きなタープを張るなら19センチのブロックを使った方が良さそうです。

アスファルトの上でテントを張る際は、地面とテントボトムとの擦れに注意が必要です。
舗装地面の上でテントを少し引きずっただけで、簡単にテント生地に穴が空くことがあるので、テントより一回りほど大き目のグランドシートを敷いた方が良いでしょう。
そして、なるべく二重、三重にグランドシートを重ねておくと安心。


そして、完成した自作のマルチウェイトを使ってテントの張り綱を固定します。

その際は、カラビナを使うと固定作業が楽に行えます。
カラビナは100円ショップで2個セットで販売されていました。

もし、近くに木製のものがあれば、はてなフックを使って張り綱を固定することもできます。 はてなフックも100円ショップに売っています。

駐車場の脇に伐採された木材がたくさん置いてあったので、はてなフックをねじ込んで固定してみました。
重量のある大木なので、しっかりと固定できています。


お金をかけずに手軽にテントを固定したい時は、土のう袋を使うのも一つの方法です。

砂を詰めるだけで、簡単に張り綱を固定することができる重量物になります。
見栄えを気にしなければ、これでも問題がないかも。
砂袋が不必要になった場合は、庭に袋の中の砂を戻せば良いですしね。


そして、駐車場が広ければオートキャンプもすることが出来ます。
車の横にテントを張ると、更にキャンプをしている雰囲気が増しますね。

そして、テントに車を横付けする際はタイヤのホイールを利用すると手軽に張り綱を固定することもできます。
スポークホイールであれば、スポークに直接ロープを巻き付ける事もできますし、トグルフリクションループを使えば、もっと簡単に張り綱を固定するとが可能です。

更にタープも張ると日陰ができて快適になります。
ルーフバーやルーフキャリアを取り付けている車であれば、意外と簡単にタープを張ることが出来ると思います。
車のボディーとロープが接触する場合は、傷防止の為に間にタオル等を挟んで保護すると良いでしょう。

そして、タープ下にリビングスペースをセッティングします。
暖かい日は、タープの日陰で冷たい素麺なんか食べても気持ちが良いですね。


道路からは駐車場が丸見えなので、通行人や近所の目が気になる…

そんな時は、他にセカンドカーがもう一台あれば、その車を目隠しに使います。

あと、コードリール(電工ドラム)を使うと自宅のコンセントから駐車場まで電源を引いてくる事ができます。

電源があれば自由にコンセントを使う事ができるので、普通に100ボルトLED電球も使う事ができます。
100Wタイプの電球だと、かなり明るい。


桜の咲く季節や晩秋なら、明るい電球の下でも虫が寄ってこないので、快適なバーベキューも楽しめます。
