うたのぼり健康回復村ふれあいの森キャンプ場

ページの情報はリサーチ時に感じた個人的な主観で紹介しています。

すでに当時の情報が変わっていたり、間違っている事もございますが何卒ご了承ください。

野営可能な公園や広場も紹介していますが、ゴミ問題等でキャンプが禁止になっていたり、有料化された場所もあります。

また、水が出ない、トイレが使えない、電気が点かない、そもそも施設自体が無くなっている場合もあります。

休日などは団体さんやイベントと鉢合わせすることもありますので、キャンプ利用をする前にネット等で下調べしておく事をおススメします。

利用申請が必要な場所では受付をしないと炊事棟やトイレの水が出ない場合もありますのでご注意下さい。

キャンプ場は枝幸町の内陸部に位置する旧歌登町にあります。 道道120号線沿いに「森の中の理想郷 健康回復村」と書かれた大きな看板が立っており、そこのT字路を南へ曲がります。 そして、道なりに3.3kmほど山を登って行くと到着します。 道の途中にある温泉施設のグリーンパークホテルにはコテージなども併設されており、シーズン中は訪れる行楽客も多い。 山頂のキャンプ場周辺には民家はなく、日中でもとても静かな場所です。

テントサイトは道路脇にある芝地がフリーサイトとして利用できます。 細長い敷地で木陰は多いが、それほど広くはない。 バイクは道路沿いに停める事ができるので移動距離はわずかですが、駐車場が一番北側にあるので自動車での利用の場合は少々遠くなります。 炊事棟の奥にもソロテントなら張れそうな場所がいくつかあります。 受付はセルフ式で必要事項を記入するだけで良い。

炊事棟はキャンプ場の南側にあります。

屋根と壁が一体になったような三角屋根の建物です。 周囲が木々に囲まれているので、雨風が強い日でも安心して使えそうです。

シンクはコンクリート製で片面に４か所の蛇口、両面で８か所の蛇口が設置されています。蛇口のひとつには長いビニールホースが接続されているので足を洗う事もできます。 蛇口の水は飲用が可能なようです。 調理作業用のテーブルは無いので、シンク内で調理作業をするしかないでしょう。

他にもセンターハウス内にも洗い場があります。 こちらは一般家庭の台所にあるようなステンレス製シンクが設置されているので、普通に調理作業をすることができます。

カマドは洗い場の隣にあります。

耐火レンガで組まれた幅広のカマドが設置されており、壁の反対側にもあります。

ただ、レンガがかなり崩れており、グリルや火床もありません。そのままでは使えないでしょう。

でも取り外されたレンガを使って、自分の好きな形にカマドを組むことができるのは利点です。

山の頂上にあるキャンプ場ですが、周囲は木々に囲まれているので薪になる落ち木はたくさんあります。 薪集めに苦労することはないと思われます。

トイレは炊事棟から少し奥へ行った場所にあります。

小さなログハウスの外観で、内装も丸ログの壁になっています。 土間コンの床で、ぼっとん式の男女兼用トイレですが比較的にきれいでした。 トイレットペーパーも完備されています。

他にもセンターハウス内にもトイレがあります。

こちらは水洗式に近い簡易水洗式の男女別トイレでとても綺麗です。

ログハウスの中にあるので、とても暖かい。 寒い日はこちらを利用する方が快適かも。

駐車場の隣にセンターハウスと名付けられた高床式の大きなログハウスがあります。 部屋の中には、テーブルやイス、薪ストーブが設置されており、とても暖かくて快適な空間になっています。 ただ、この施設の利用するに当たって注意事項がいくつかあり、以下のように書かれていました。

●この施設は、あくまでもキャンプ時の避難場所及びトイレ施設であるため、緊急時（防風・大雨等、野外で宿泊が出来ない時）以外の宿泊はご遠慮ください。
●ストーブの中に薪以外のものを入れて燃やす方がいらっしゃいます。故障の原因になりますのでおやめください。
●センターハウス内のコンセントは使用しないでください。ブレーカーが落ち、照明や水が使えなくなります。

炊事棟から先へは車止めがあるので、自動車の進入はできませんが、近くに車を駐車できるスペースは確保できそうです。

駐車場へ車両を停めた場合は、炊事棟の奥までは150メートルほどの距離があります。

ここは山の頂上にあり、周囲はゴルフ場になっています。 夜は民家や町の明かりもありません。

外灯は夜間には消灯するので、美しい星空を眺めることもできます。

炊事棟の向かい側に森林館と名付けられた小さな資料館があります。

こちらも大きな丸ログハウスの建物で重厚な造りになっています。

館内には周辺の森の中で生息している様々な植物や木々の紹介がされています。

建物内は無人になっていて入館無料で自由に見学できますが、一応開館時間は設定されています。

センターハウスの横には小さな池があります。

ここは山の頂上にあるので、池の水は井戸水を汲み上げているのでしょうかね。

キャンプ場の利用時には「備え付けの使用簿に代表者の御氏名御住所と利用人数を記入してください。」との事です。 受付はセルフ式なので予約の必要はなく、夜遅くに到着した場合でも安心です。

あと、グーグルナビを利用して行くと何故かゴルフ場の北側のダート道を案内されます。 この道は途中で行き止まりになるので、通行しないようご注意ください。

駐車場はキャンプ場の一番北側にあります。

テントサイトまでは最短距離で40メートルほど。 炊事棟の奥の芝地でキャンプをする場合は150メートルほどの距離があります。 その場合は、近くに車を停めるスペースが確保できる場合もある。

駐車場は平坦地なので車中泊をするには快適です。さらにすぐ隣には便利なセンターハウスもありますの車中泊の長期滞在でも快適でしょう。

あと、550円以下で利用できるお風呂の紹介として、ここから2.4kmほど離れた場所にある うたのぼりグリーンパークホテル で日帰り入浴ができます。

週末、土曜日の夕方ごろに訪れました。 キャンピングカーでの利用者が多く、みなさん駐車場にイスを並べて集まって、雑談をされていました。キャンピングカーは５台。

夕方でしたのでバイクの利用者が続々とやって来て、テントの設営をされているところでした。 テントは４～５張りほど。

ここは、駐車場のすぐ隣にセンターハウスがあるので車中泊されている方には便利な場所のようです。 ただ、センターハウスのテーブルは私物が満載で一か所しか空いていませんでしたが…

坂を登ってくる途中にある温泉も快適でした。 月刊誌「HO vol.142」の日帰り温泉パスポートを使って無料で入浴。 露天はないけど、ガラス張りの窓から滝が見える風景も良い。 香りの良い週替わり風呂もリラックスできました。