キャンプ場で車中泊

車中泊と言えば道の駅を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?

二昔前には、ほとんど見かけることのなかった道の駅は今や爆発的に増加して全国に1,079ヶ所(2015年)もあるそうです。

以前は、大きな公園の駐車場で車中泊していると夜中に暴走車両がやってきて爆音と共にドリフト練習を始めたり、覗き魔のおじさんに車の周囲を執拗にうろつかれたりして落ち着いて眠れないこともしばしばありました。

やっと眠りに着いたと思ったら車の窓ガラスをコンコンと叩かれ、車内を懐中電灯で照らされ、警察官に職務質問を受けたりと…
何度、夜中に叩き起こされた事か。

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その頃に比べると、道の駅での車中泊はとても快適なものになりました。

一台で車中泊するのは怖いけど、どこの道の駅に行っても必ず夜には数台のキャンピングカーや車中泊をしている車がいるので安心だという方もいました。

しかし、残念ながら車中泊での利用者が増えてくると公共マナーを守れない人たちが多くなってくるのも事実です。

ある道の駅のトイレでこんな張り紙を見かけたことがありました。

【エンジンをかけっぱなしでの駐車はご遠慮ください】
【車外での食事の支度および食事はご遠慮ください】
【駐車場での洗濯物干しはご遠慮ください】
【トイレでの食器洗い・洗濯・洗髪はご遠慮ください】
【勝手にコンセントから電気の使用はご遠慮ください】
【洗面所でペットを洗わないでください】などなど…

道の駅は休憩施設なので宿泊施設ではありません。

国土交通省のホームページには
※「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。(2015年・抜粋)
と書かれておりました。
http://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_03_04.html

ただ車中泊は黙認されているというのが現状のようです。

その点、キャンプ場はちゃんとした野外宿泊施設になります。
無料のキャンプ場でも利用許可を受けさえすれば、堂々と宿泊場所として占有が認められます。

長期の車中泊では、たまった洗濯や食器洗いができないという問題がありますが、キャンプ場を利用すれば解決します。
キャンプ場によっては炊事場に洗濯禁止の張り紙があるところもありましたが、その場合はキャンプ場のルールに従いましょう。

自然に囲まれた静かなキャンプ場で気持ちよく目覚め、空気の良いフィールドでバーベキューや食事をすれば長期の車中泊でも苦にならないと思います。

【メニュー】


キャンプ場でのテント生活

無料キャンプ場で車中泊の利点

無料キャンプ場で車中泊する上での最大の利点は、炊事場で食器洗いと洗濯ができるということではないでしょうか。

洗濯はコインランドリーを利用しているという方もおられると思いますが、移動中に食器洗いをする場所を見つけるのは難しいです。

まれに水道施設の無いキャンプ場もありますが、ほとんどの無料キャンプ場には炊事場とトイレが備わっています。

車中泊:無料キャンプ場で炊事と洗濯

温泉やコインシャワーを完備している無料キャンプ場もあります。

車中泊:キャンプ場のコインシャワールーム

うれしいことにコンセントの利用が許可されている無料キャンプ場もあります。

スマホや携帯電話、デジカメなどのバッテリー充電ができますね。

車中泊:キャンプ場のコンセント

キャンプ場によっては水遊びの後に、犬を洗うこともできます。

車中泊:キャンプ場で犬を洗う

そして、無料で利用できるバンガローのあるキャンプ場もあったりしますよ。

車中泊:無料で利用できるバンガロー

車中泊での自炊

車中泊で自炊をされている方は車内もしくは、ハッチバックを空けて調理をしている場合が多いと思います。

よほど大きなキャンピングカーでない限りは家庭の台所のように広くは使えません。

車内で自炊をした際の排水の処理なども気になります。

車中泊:車内での自炊

でもキャンプ場の炊事場を利用する場合はそんな心配もなくなります。

そして、カマドを利用すれば暖を取りながらの調理もできます。

キャンプ場の周囲にある落ち木を拾ってくれば燃料代もかかりません。

調理の時に出た野菜くずも燃やして灰にすれば、ゴミも出ません。

車中泊:キャンプ場の炊事場で調理

炭を使えばステーキ肉だって美味しく焼けます。

車中泊:キャンプ場でステーキ

バーベキューだって気兼ねなく楽しめます。

車中泊:キャンプ場でバーベキュー

もちろん、持参したコンロを使って作った普通の料理もアウトドアで食べればとても美味しいです♪

車中泊:キャンプ場で自炊
車中泊:キャンプ場で自炊2

食事の後はきれいに食器を洗うことができます。

歯磨きだって、洗顔だってできますよ。

車中泊:キャンプ場で食器洗い

車中泊での洗濯

旅での洗濯物は、大量にため込んでしまうと手洗いするのが大変になります。

なので、下着類やタオルなどはこまめに洗濯するようにします。

でも厚手の衣類やたまってしまった洗濯物は、入浴施設へ行ったついでにコインランドリーを利用するのがベストですね。

自分の場合は炊事場で洗濯する際にスーパーのレジ袋を利用します。

蛇口に取っ手の部分を引っ掛けて水を貯めると、レジ袋が自然と自立します。

そして、石けんで手もみ洗い。

車中泊:キャンプ場で洗濯する

キャンプ場の日当たりの良い場所を見つけて、タープポールを立ててロープを張ります。
タープを張る時の要領と一緒です。

後は洗濯物が風に飛ばされないようにロープに干すだけです。

車中泊:キャンプ場で洗濯物を干す

洗濯物が少ない場合は車に干したりしています。

車に干すと日当たりが悪くなった時に移動ができるという利点があります。

キャンプ場で車に洗濯物を干す

車内の片付け

車中泊で一晩夜を明かすと、翌朝には車内が結露でビショビショになっていたり、物が散乱したりして片付けが大変な場合があります。

特に子供や犬が一緒にいたりするとゴチャゴチャ度が増します。

車中泊:キャンプ場で車内の整理

道の駅やパーキングの駐車場で車のドアを全開にして車内の片付けをしていると他人の目が気になるところですが、キャンプ場では気になりません。

キャンプ場で車中泊をしている方は同じ趣味を持った人達ばかりなので、会話も弾んで楽しくコミュニケーションが取れます。

窓ガラスの結露もきれいに拭き取って、片付け完了です。

車中泊:キャンプ場で車内の整理2

そして又、昼寝なんかしたりして…

車中泊:キャンプ場で昼寝

テントサイトの種類

キャンプ場で車中泊をする場合は駐車場から炊事場までの距離が気になるところです。

一番便利なのはテントサイトに車両の乗り入れが可能なフリーサイトのキャンプ場です。

徳舜瞥山麓キャンプ場

車中泊:車両横付け可能なフリーサイト

炊事場の近くに駐車可能なサイトも便利です。

夜は炊事棟の明かりがあるので、車内の照明も必要ありませんがキャンプ場の利用者が多いときは騒々しいので離れた場所に駐車する方が良いかと思います。

お牧山キャンプ場

車中泊:炊事棟に横付け可能なフリーサイト

隣のサイトとの間隔があり、プライベート空間を確保できる区画サイトも車中泊に適しています。

直方オートキャンプ場

車中泊:車両横付け可能な区画サイト

花見や紅葉などが楽しめるフリーサイトもおすすめです。

新平ヶ原公園キャンプ場

車中泊:花見が可能なフリーサイト

テントサイトと駐車場は別でもロケーションの良い環境なら車中泊も楽しいです。

隠居岳ウォーカーズパークキャンプ場

車中泊:ロケーションの良いキャンプ場

車中泊の一工夫

車内で快適に眠るには、まず床面がフラットになる事が最低条件です。

ワンボックスの軽自動車をフラットに改良してみました。

車中泊:フラットな床面で快適に眠る

2.5mmのベニヤ板を車の床面に合わせて切り抜きます。

車中泊:フラットな床面を作る1

切り抜いたベニヤ板の上にクッションフロアシートを張り合わせます。

車中泊:フラットな床面を作る2

すべてのパーツを車内のフロアに敷き詰めたら完成です。

これだけで、かなり快適に睡眠ができるようになりました。

車中泊:フラットな床面を作る3

そして普段使わない道具はルーフキャリアへ入れてしまいます。

車内の道具が減ると、のびのびと眠れます。

車中泊:ルーフキャリアを活用する

自転車を輪行バッグにいれて持ち運ぶと、キャンプ場を拠点に行動範囲がぐっと広がります。

車中泊:自転車を輪行する
車中泊:自転車を活用

普通とは逆の発想ですが、テントを荷物置き場として利用するのもひとつの方法です。

ポップアップテントならポンと放り投げるだけでテントが出来上がります。

車内の荷物をテントに入れてしまえば、より快適に車中泊が楽しめます。

車中泊:テントを荷物置き場にする

風呂と食材確保は前もって

キャンプ場は市街地から離れた場所にあることが多いので、事前に食材を確保してから行くことをおすすめします。

入浴施設も周辺に無い場合もあります。

なので温泉でのんびり入浴してからキャンプ場へ行きましょう。

車中泊:風呂と食材確保は前もって


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無料のキャンプ場の多くは管理人が不在の場所が多く、突然の災害や犯罪に直面した際に身を守れるのは自分自身になります。
携帯電話の電波が届かない場所や周囲に民家のないところもあります。

急な天候の変化による洪水、土砂崩れ、雪崩。地震による津波、崩落、海面水位の上昇など…
スマホや携帯ラジオなど利用して天気予報、地震情報、ダムの放流情報には常にご注意して防災・防犯対策をしてください。

最近はインターネットで道の駅を利用して車中泊をされている方の情報が手軽に調べることができるようになりましたので、ここではあえて道の駅の情報は掲載しておりません。
高速道路のサービスエリアやパーキングを利用するのも便利です。

 

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