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中瀬草原キャンプ場

  • 座 標:中心座標を読み込み中…
  • 所在地:長崎県平戸市田平町・標高約41m
  • 利用料:※令和2年より有料化
  • 問合せ:Googleで探す
  • 地 面:芝地のフリーサイト(草原・高台)
  • 駐車場からサイトまで:徒歩(約)30秒
  • 炊事場:あり(屋根付き)
  • かまど:炊事棟に併設
  • トイレ:水洗式・身体障害者用あり
  • 平戸島の観光ベース地としても最適
  • 風が強い日もあるので要注意
  • 夜は海に浮かぶ漁火が夜景のようで幻想的です
  • 草刈り前の時期は草ボーボー状態の時もあり

※初回1994年 7月に訪問

経路を読み込み中…

上の青いボタンを押すと、現在地からこのページに掲載している野営地までの道順案内が表示されます。

OSがアンドロイド(Android OS)の方はgoogle mapが自動で立ち上がるか、ブラウザで表示されます。 右の「iphoneで表示」ボタンを押してもリダイレクトされるので同様に表示されます。

OSがアイ オーエス(iOS)の方はマップ(Apple)が立ち上がります。 iphoneユーザーの方でgoogle mapアプリを使いたい方は、左の「androidで表示」ボタンを押して下さい。

【野営場所について】

ページの情報はリサーチ時に感じた個人的な主観で紹介しています。

すでに当時の情報が変わっていたり、間違っている事もございますが何卒ご了承ください。

野営可能な公園や広場も紹介していますが、ゴミ問題等でキャンプが禁止になっていたり、有料化された場所もあります。

また、水が出ない、トイレが使えない、電気が点かない、そもそも施設自体が無くなっている場合もあります。

休日などは団体さんやイベントと鉢合わせすることもありますので、キャンプ利用をする前にネット等で下調べしておく事をおススメします。

利用申請が必要な場所では受付をしないと炊事棟やトイレの水が出ない場合もありますのでご注意下さい。

中瀬草原キャンプ場

【テントサイト全景】

キャンプ場は平戸市田平町の北西部にあります。 国道202号線で東から向かう場合、日本最西端の駅「たびら平戸口駅」の入口から200mほど進んだ先のT字路交差点に案内看板があるので、そこを右折。 そのまま1.3kmほど直進すると到着します。 約8.7haもの広さを持つ中瀬草原からは玄界灘を一望することができる。 晴天時には平戸島、生月島、的山大島が見渡せる抜群のロケーション。夜には海の暗闇に浮かぶ漁り火も美しい。 北向きの海沿いなので冬場は、とにかく風が強いです。

テントサイトは広大な芝地のフリーサイト。 ただ、斜面が多く平坦地は少ない。地面は柔らかく、ペグは入りやすい。 休日は利用者が大変多いので早めに行って良い場所を確保することをおすすめします。 平戸や佐世保、松浦方面への観光ベース地としても最適。 利用時は受付場所に必要事項を電話連絡するのみ。

中瀬草原キャンプ場のサイト全景

【炊事棟】

キャンプ場には炊事棟が2か所あります。 どちらの炊事棟もテントサイトから斜面を少し下った海側の場所にあります。

コンクリートブロック造りの古い建物ですが、壁があるので強風時でも安心して使えます。 手前の炊事棟は電灯が点きませんでしたが、奥側の炊事棟には新しく電気配線をされた形跡があったので、シーズン中は電灯が点灯するのではないでしょうか。

シンクはコンクリート製で蛇口は片面に5か所。両面で10か所の蛇口があります。 蛇口の水は上水道のようです。

調理作業用のテーブルはありませんが、シンクが浅いのでシンク内にマナ板を置いて調理ができそうです。

中瀬草原キャンプ場の炊事棟

【かまど】

カマドは炊事棟に併設されています。中央の洗い場を挟んで両側の壁際にあります。

コンクリート製のカマドの内側にレンガが貼られた縦長タイプで火力が上がりそうな感じ。

奥側の炊事棟にあるカマドはあまり使われていないようで鉄筋製のグリルが揃っていて比較的きれいでしたが、手前の炊事棟には消し炭がたくさん放置されており、グリルは一か所しか設置されていませんでした。

鉄筋製グリルは誰かに持って行かれてしまったのでしょうか。

中瀬草原キャンプ場のカマド

【お手洗い】

トイレは駐車場、キャンプ場に入ってすぐの場所、手前の炊事棟横とキャンプ場内の3か所にあります。

鉄筋コンクリート造りで、内装はペンキ塗りの壁、床は土間コン。

簡易水洗トイレですが、利用者が少ない季節は、どのトイレも比較的に綺麗です。

草原内にある一番大きなトイレには身体障害者用トイレも設置されています。 トイレットペーパーも完備。

夜間は照明が明るく点灯するので安心です。ただ、夏場は明かりに虫がたくさん集まってきますので虫嫌いの方は要注意。

中瀬草原キャンプ場のトイレ

【あずまや】

キャンプ場の中ほどにある見晴らしの良い場所に東屋が建てられています。

壁は柵になっているので、風除けにはなりませんが、屋根が広く内部にはテーブルやベンチが設置されているので弱い風雨なら雨に濡れることなく快適に利用できるでしょう。

そして、夜間には東屋の天井照明が点灯するのでとても明るいです。

そして、東屋のすぐ横には立水栓が設置されているので水の確保も可能です。

駐車場からは少々遠いですが、近くにテントを張ると便利に過ごせると思います。

中瀬草原キャンプ場の東屋

【展望所】

東屋のすぐ奥の見晴らしの良い場所にはベンチが設置されており、雄大な玄界灘に浮かぶ島々が見渡せる展望所になっています。

天気が良い日には壱岐島も見ることができます。

このキャンプ場は牧場が出来そうなほどの広さがあるので利用者がいっぱいでテントが張れないといった事はまずないと思われます。

ただ、斜面が多いのが難点…

中瀬草原キャンプ場の展望所

【一番奥にある炊事場】

駐車場からは少々遠いですが、キャンプ場の一番奥の場所にも水場があります。

シンクの壁が老朽化して今にも倒れそうなほど傾いていますがちゃんと水は出ます。

そして、ここにも露天のカマドが設置されていますが、ほぼジャングル状態で長い間使われていないようです。

中瀬草原キャンプ場の展望所

【キャンプ場から見る夕陽】

キャンプ場は北側の海に開けているので、夕陽は平戸島に沈んでゆきます。

平戸大橋のシルエットと相まって美しい風景です。

キャンプ場から平戸市の中心街までは5kmほどの距離なので、平戸島観光へも気軽に行くことができます。 温泉、教会、寺院を巡ったり、無料の足湯に浸かったり、平戸のご当地スイーツ(牛蒡餅、麩まんじゅう、カスドース)なども美味しい。

中瀬草原キャンプ場から見る夕陽

【駐車場】

駐車場はキャンプ場の入口にあります。

駐車場にあるトイレの横に駐車すれば、最短でサイトまで10メートルほどの距離。 東屋の近くでキャンプをする場合は200メートルほど距離が離れています。

場内には東屋までアスファルト舗装された道が続いているので、キャリーカートを利用して荷物の運搬も可能です。

キャンプ場利用時には田平支所に電話して自分の氏名、住所、電話番号、駐車場に停める予定の車のナンバーと車種を伝えるだけでオッケー。

あと、550円以下で利用できるお風呂の紹介として、ここから21kmほど離れた場所にある 佐々町総合福祉センター で日帰り入浴ができます。入浴料は激安の160円。

中瀬草原キャンプ場の駐車場

【2005年3月の情報】

平日利用でしたので、キャンプ場には誰もおらず快適にキャンプができました。

ちょっと風が強かったけど、トイレは綺麗で緑の芝が壮大で快適。

タープを張ってからバイクで買い出しに行って戻ってきたら、強風でタープポールが折れていました…

ここは、海沿いなので急に風が強くなることがあります。出かける時は、タープを畳んでおいた方が良いかも。

2005年中瀬草原キャンプ場

【2011年4月の情報】

平戸観光のベース地としても最適なキャンプ場です。

以前はお隣のユースホステルで日帰り入浴が400円で可能でしたが、今は宿泊客専用のお風呂になったようで入浴ができません。

残念…

2011年中瀬草原キャンプ場

【2014年9月の情報】

サイトへの入口はチェーンが張られていて車両は進入禁止になっています。
ここへ訪れたのは5回目ですが、初めて草が伸び放題の状態になっていました。

所々に草刈りされた場所があり、そこでファミリーキャンプされているグループがいました。
今回も風は強いです…

2014年中瀬草原キャンプ場

【2017年2月の情報】

土日にかけての利用でしたが、利用者は誰もおらず貸し切りキャンプ。

冬にしては珍しく風がほとんど吹いていなかったのでとても快適でした。

翌日は天気が良く、ぽかぽか陽気で暖かかったです。

枯芝の雄大な風景の中でキャンプを楽しむことができました。

2017年2月の中瀬草原キャンプ場

【2019年9月の情報】

もう9月も終わりというのに、今年は気温が高い。曇り空でしたが、ほとんど無風で夜も蒸し暑かったです。 キャンプブームということもあるのか、利用者は30人ほどいたと思います。いつもながら、夕焼けや朝焼けは綺麗でしたね。

キャンプ場はトイレの周囲のみ草刈りがされていましたが、草ボーボー状態でした。草をかき分けて炊事棟へ行くのが大変…

そして、残念ながら来年の4月からこのキャンプ場は、㈱中瀬草原キャンプ場として民間に委託されて有料化されるそうです。 管理棟や売店、カフェスペースも予定されています。 キャンプサイトゾーン、芝遊びゾーン、ふくろうの森ゾーンなどに分けられ、デイキャンプだけの日帰りコーナーや「手ぶらでキャンプができる」施設なども計画されています。 近い内に工事が始まるとの事なので、利用時は確認しておいた方が良さそうです。

2019年9月の中瀬草原キャンプ場

野営地の地図

(野営地の中心地点を表示)

目的地点を読み込み中…

マップの中心に表示された赤いピンはテントサイトの場所を示しています。

野営地の詳細については、施設の使用に関しての問い合わせ、野営地の様子、洗い場、火気の使用場所、トイレ、駐車場からサイトまでの状態などに関して掲載しています。

施設の使用方法が変更になっていたり、掲載している情報が間違っている場合もありますが何卒ご了承願います。

あと、今後もリーズナブルなキャンプ生活を楽しむためには、自分が出したゴミ(炭や残飯も)の回収はもちろんのこと、テント周辺の清掃や原状復帰を心掛けることも大事です。

中瀬草原キャンプ場
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たびんちゅや(旅人屋)
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